歯磨きは丁寧に

歯磨きは丁寧に

数多くの口臭対策、口臭予防の方法がありますが、その中でも特に重要なのは、「歯磨き」です。歯磨きは、口の中を直接洗浄するという、非常にわかりやすい口臭対策となります。

 

ただ、この歯磨き、実は口臭予防における落とし穴だったりします。誰もが毎日行っている事なので、その方法は誰もが知っているという事で、特別な対策として考えない人が大半だからです。

 

日常の中で習慣化しているという事は、逆にいえば、それが口臭の原因を断つ方法として機能していないという事。つまり、効率的な歯磨きができていないという事になります。
子供の頃から自分のスタイルで歯磨きをしてきた場合、その子供の頃に正しい歯磨きを学んでいない場合は、いくら時間をかけても、実際にはかなり適当に歯を磨いている事になってしまうのです。そのため、いくら歯磨きをしても口臭が取れないというケースが多発しています。
口臭の原因となる歯垢は、食べ残しが元凶となります。そのため、歯磨きをして食べ残しを全て口の中から取り除く事で、口臭の原因を取り除く事ができるのですが、それは実に難しい事でもあります。

 

多くの人が、歯に詰まった食べ残しを取るために、強く力を込めて歯を磨きます。ですが、それはあまり意味がない行為です。歯磨きは、丁寧さが肝心。
一本一本の歯、そして歯と歯の間、歯茎と歯の間を丁寧に磨く事が求められます。
まずは、自分は今歯磨きをどういう風にやっているかというチェックをしてみて、どこを改善すべきかを学びましょう。

口臭のしない歯磨きの方法

原則として、歯磨きというのは「雑に行わない」という点が重要となってきます。口臭の原因をしっかりと断つためには、時間をかけて丁寧に行うべき必要があります。ただ、時間をかければ良いわけでもありません。一つ一つの作業に意味を持たせ、口の隅々まで綺麗にする必要があります。

 

歯磨きは丁寧に

 

歯磨きを行う際に、まずどういった磨き方をするか。その方法は複数存在します。

 

たとえば、「スクラッピング法」。これは、歯の表面に垂直に歯ブラシを当て、振動させる事で歯の表面を掃除するブラッシング法です。子供は、この磨き方だけで歯磨きを終えるというケースが多いようです。当然、これも重要ですが、これだけでは意味がありません。

 

次に、「バス法」。歯の根元と歯茎の間に、歯ブラシを45 度の角度で当てて、細かく振動させるという磨き方です。歯と歯茎の間には、かなり細かい食べ残しが付着します。そのため、歯垢の多くは、この部分に発生し、歯石となります。それが悪臭の原因になっているケースが非常に多いのです。

 

歯と歯の間を磨く上では、「ローリング法」が有効です。歯ブラシを横にして、舌の歯の根元に当てた状態から手首を上に返し、グルリと歯ブラシを回す事で、ブラシを上に跳ね上げ、歯と歯の隙間に押し込む形で磨きます。こうする事でテコの原理も発生し、それほど力を込めなくても、しっかり歯と歯の間を掃除できます。

 

これらの方法を全てしっかりと丁寧に行う事で、口内の食べ残しはほとんどが除去でき、口臭の元を断つ事ができます。

歯ブラシの選び方

歯磨きをする上で重要なのは、磨き方だけではありません。歯ブラシや歯磨き粉そのものの選び方も重要です。それによって、口臭の原因をより効率よく解決する事ができます。
普段、何気なく安いものを購入している人が多いでしょうが、歯磨きによる口内ケアを完璧に行うためには、それ相応の道具が必要という事です。
まず歯ブラシですが、基本的には「ヘッドの大きさ」「ブラシの硬さと毛先」「グリップの長さ」が重要です。まずヘッドの大きさですが、口の奥に入らないくらい大きいものは好ましくありません。ヘッドが大きい方が磨くのに時間が掛からないというメリットもありますが、デメリットの方が大きいので、素直に標準、または小さめのものを選びましょう。

 

ブラシの堅さは、標準、もしくは柔らかめがおすすめです。硬めの歯ブラシは、柔軟性、弾力性に欠けているので、ブラッシングの際にしなりがあまりできず、使い勝手が良くありません。また、硬いと歯茎を傷めやすく、血が出やすいという難点もあります。

 

ブラシの毛先は、細い方がより歯と歯の間に入りやすく、綺麗にしやすいのですが、すぐに開いてしまうという難点もあります。程々の細さの方が長持ちしやすいですが、ある程度短いサイクルでの買い換えも視野に入れるなら、細い方が良いでしょう。

 

そして、意外と重要なのがグリップの長さです。一見、あまり重要ではないように思われる部分ですが、グリップがしっくりこないと非常に磨き難く、結果としておざなりな歯磨きになり、口臭の原因が放置されたままになる事が多いのです。

 

短すぎず、長すぎず、自分の手に合った適度な長さの歯ブラシを見つけましょう。

歯磨き粉の選び方

歯ブラシと同様に、安いもの、よく出回っているものをついつい購入しがちな歯磨き粉。実は、かなり多くの歯磨き粉が販売されているという事を知らない人も、結構いるのではないでしょうか。

 

種類が多いという事は、当然ながら様々な用途によって使い分けができるようなラインナップになっているという事です。よって、選ぶ上でも注意が必要という事になります。
口臭の原因を取り除くために歯磨き粉を選ぶ場合は、「医薬部外品」と記されている歯磨き粉を選ぶ方が良いですね。歯磨き粉には、基本成分のみで構成された「化粧品歯磨剤」と、薬効成分を含んだ「医薬部外品歯磨剤」とがあります。

 

化粧品歯磨剤の場合、値段は安いものの、効力という面ではそれほど高くない商品が大半を占めています。通常の歯磨きであれば、それでも問題はありません。

 

ですが、口臭の原因を除去するという明確な目的がある以上は、それでは物足りないですね。薬効成分を含んでいる歯磨き粉であれば、歯垢の除去や臭いの軽減など、様々な効果が期待できます。

 

さらに、「医薬品」の歯磨き粉もあります。非常に強い薬効成分を含んだ商品で、主に歯肉炎や歯周病の治療に使用します。

 

そのため、口臭予防というよりは、既に口臭で悩んでいる人向けの歯磨き粉といえるでしょう。当然、他の歯磨き粉と比べ、価格は高めになっています。

 

歯磨きは丁寧に

 

どの歯磨き粉を選ぶかによって、歯磨きの効率は大きく変わります。自分が抱えている問題にはどんな歯磨き粉が有効か、成分や効能をしっかりとチェックしてから購入するようにしましょう。